2013年11月28日木曜日

明日から自慢できる、ちょっと突っ込んだビットコインの話まとめ。


ビットコインって何?

ビットコインは新しい支払形態で、仮想通貨です。
最近ビットコインについてみんな書いているので、ビットコインが何かという情報はスキップします。
基本的な情報は下記の記事がわかりやすいです。
仮想通貨「Bitcoin」とは一体何か、どういう仕組みかが一発で分かるまとめ - GIGAZINE

動画もあるよ!

What is Bitcoin? - YouTube

世界が注目するビットコイン

たった数週間で、アメリカ連邦準備理事会の理事長のBen Bernanke、イギリス国立銀行、オリンピック出場者でザッカーバーグをアイディア盗作で起訴したWinklevoss兄弟、アメリカ合衆国国土安全保障省をはじめ、世界中がビットコインの可能性に気づき、真剣に考えるようになった。

かつては笑い草だったビットコイン

専門家たちがかつて「おふざけの仮想通貨」としてバカにしてきたデジタル通貨は、今では「電子化された金」と呼ばれている。この「掘り当てる」事のできるビットコインは、インターネット界のゴールドラッシュを招きそうだ。ビットコインは現実の決済には使えず、ウェブ上のトランザクションでの扱いのみとなる。

ビットコインは埋まってる!?

ビットコインには、「採掘」という仕組みを使っていてコンピューターで超難解な数学問題(計算問題)を解決することによって「堀り当てる」事ができる。ビットコインは物理的には存在せず、ファイルとしてコンピューター上に保存される。

管理者は誰もいない!?

特に誰が通貨を管理しているわけではない。ネットワークがコンピューター間のトランザクションを監視しているが、コンピューター(財布)のIDをのみをトラッキングしているだけで取引の内容までは監視していない。
http://topbitcoinsites.com/wp-content/uploads/2013/05/BlockchainInfo-bitcoin-wallet-bitcoin-explorer.jpg

ビットコインはまだ取り扱いが難しい…

現在、ビットコインは2つの意味で技術的に扱いにくい。 まず、発掘するために非常に高度な技術が必要とされる。また、ビットコインを使う場を見つけるのが非常に難しい。 まずビットコインを手に入れるためにはBlockchain.infoのようなサイトで「財布」をセットアップする必要があり、交換能力の高い・経済力の高い国の通貨を支払って「財布」にコインを移動させる必要がある。

ドラッグに使われちゃうビットコイン

ビットコインでの支払いはランダムな文字の組み合わせで、上手く利用すれば匿名での決済も可能だという。実際にネット上でドラッグを購入できるSilk RoadやBlack Market Reloadedはビットコインを支払い通貨に決めている。 ドイツでは今年の8月にビットコインをプライベートマネーとして税金がかけられるシステムになったが、まだビットコイントランザクションに税金をかけるのも難しい。 ビットコインは現実の通貨の持てる特性を全て持っているわけではないが、それを凌駕するメリットが有る。 ビットコインはP2P方式で取引され、ネットワークによって本物かどうかが証明されるので安心して個人間取引ができる。そして、一度取引された通貨は二度と違うところで使用することはできない。また、ビットコインは一度の取引で「1枚」を1億個の「satoshi」と呼ばれるピースに分解しての支払いができる。
http://www.venezuelaaldia.com/wp-content/uploads/2013/08/2000px-Bitcoin_logo.svg_.png

作ったのは日本人!?

今ではほとんどの人が聞いたことのあるビットコインだが、IT界隈以外の人はまだその実態や招待を知らない人がほとんどの上、実際に取引の際に受け取る人はいないだろう。 開発者はSatoshi Nakamotoというハンドルネームを使用しているが、ハンドルネーム以外公開をしていない彼が女か男か、また、日本人かどうかさえわかっていない。ひとつ言えることは、彼が暗号化、経済、またエンジニアリングに関して相当の知識量を持っていることだ。

ビットコインの歴史

ビットコインは2008年の11月に最初に論文として暗号化されたメーリングリストのみに公開された。当時は公開された一部のコミュニティ内で話題にはなったが、ニッチなトランザクションツールとして使用されるまでには数年かかった。ビットコインの公への公開とブームは2011年に訪れ、その認知度はとうとうリアルマネーを動かすまでに発展した。 ビットコイン製造のアルゴリズムは2140年にその限界を迎えると言われている。現在ビットコインは全体の57%が製造されていて、2017年までには全体の75%が製造されるだろう。2141年以降にビットコインを製造しようとすると、ネットワーク上のコンピューターに全て偽物としてリジェクトされてしまう。

Accept Bitcoin | BitPayの用に、ビットコインを決済手段として受け入れている企業は少しづつだが増えてきている。だがまだビットコインがなんのための決済用途に使われている割合を正確に測ることはできていない。最も使用用途が多いと思われるのは、ドラッグの売買と換金用の購入とされている。 本来だと無価値であるはずのビットコインが決済手段として受け入れられだしていることは大変素晴らしいことだ。一部のエコノミストは、ビットコインは将来我々の生活の一部になるだろうと語る。経済学者のBen Bernankeは、ビットコインをアメリカの通貨として認める発言もしている。
http://otterbein-umc.com/wp-content/uploads/2012/09/Growth-Blocks.jpg


ビットコインの価値が高騰している!

ビットコインに関して特筆すべきは、その驚くべき価格高騰だ。2011年には1ドルほどの価値しかなかったビットコインだが、現在の価値は1000ドルを超える(2013年11月現在)。この価格高騰は多くの人がビットコインを集めてより高値で売りたいと思う人が殺到したことに起因する。また、一部の人は何千ドルも「発掘機器」に投資している。この発掘機器はビットコインの発掘問題専用に特殊設計されたコンピューターだ。 今は高騰しているビットコインだが、2011年に一度ビットコインバブルははじけている。当時、33ドル相当の価値とされていたビットコインはバブルがはじけた時には1ドルの価値しかなかった。今月も最高価格の900ドルをマークしてからは一時的に価値が暴落したが、現在は徐々にその価値を取り戻しつつある。

ビットコインの今後

最大の発行数が2100万ビットコインと決まっているため、22世紀初頭にビットコインの生産は終わる。更にその前に、生産数はドンドン落ちていき、限りなく0に近づいていく。そして今後100年間、Nakamotoが作り出した、既存の貨幣システムとは別の独自の経済圏を作り出していくだろう。

参考:
Is Bitcoin About To Change The World? - Business Insider

仮想通貨「Bitcoin」とは一体何か、どういう仕組みかが一発で分かるまとめ - GIGAZINE

マーク・ザッカーバーグの「宿敵」ウインクルボス兄弟がNYタイムズのディールブック・カンファレンスに登場 「ビットコインは100倍になる」

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